小菅祐介税理士事務所 > 記事コンテンツ > 相続税の節税対策と納税資金対策
相続の際には相続税が課税されますが、相続税の対策は生前に十分な対策を行っておくことが重要です。相続税には多くの節税対策がありますが、どのような対策法があるのでしょうか。また、相続税の問題で特に上がるものが「納税資金対策」です。納税資金対策はどのように行えばいいのかということについても解説します。
■相続税の節税対策
相続税の節税対策として最も効果的とされているのが生前贈与です。生前贈与を行うことによって相続税よりも贈与税の方が税率が低いため、最終的に税金を抑えることが可能です。また、相続税対策として活用できるよう方法としては「不動産の活用」も挙げられます。現金を不動産購入費として活用することで、現金資産の約7~8割の相続税評価額となり、さらにその不動産を第三者に貸借することによって最終的に5~6割程の相続税評価額に抑えることが出来ます。その他にも、相続税の節税対策としては生命保険の加入や配偶者居住権の活用などが挙げられます。
■相続税の納税資金対策
相続税で問題になってくるものが、相続税の納税資金です。相続税の納税は原則一括現金納付のため、特に不動産を所有している場合には不動産の相続税評価額が高いため相続税が発生するものの、相続税を納税するための資金がないということもよくあります。この納税資金問題を解決するためには生命保険を活用する方法があります。生命保険は現金の確保に有効活用することができる上に、生命保険金には非課税枠が500万円×法定相続人の人数分確保されているため、相続税の節税にもつながります。
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